陰部静脈瘤について

陰部静脈瘤―妊娠、出産で悪くなる!

仕事中、どうも片脚が重だるい、膝裏が痛くなる、特に生理時に症状がきつい。そんな方は陰部静脈瘤かもしれません。妊娠中に大陰唇が腫れていたとあれば、その可能性は高まります。陰部静脈瘤は特殊な静脈瘤で、妊娠中に悪くなり、出産後に軽減します。治ったかと思うのですが、陰部から大腿内側、裏面を這い徐々に悪化していくことが多く、見つかりにくい静脈瘤です。その割に症状は強く、多くの女性を悩ませます。

陰部静脈瘤の治療

対症療法としては、弾性ストッキングが有効です。ただし、症状が軽減するだけですので、静脈瘤が治るわけではありません。
根本的治療として、まず硬化療法が挙げられます。レーザーやグルーといったカテーテル治療は対象となりません。硬化療法は、硬化剤を直接患部に注射するという非常に簡便な治療法です。また、陰部静脈瘤に対する治療効果は非常に高いものです。

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