大阪の下肢静脈瘤専門|梅田血管外科クリニック

弾性ストッキング

Stocking

弾性ストッキング着用のポイント

医師の指示のもとで適切なものを選び、充分な効果を得るために正しい使い方を覚えましょう

圧迫圧の強さや丈の長さなど、弾性ストッキングには様々な種類のものがあり、適したものは病気の症状や程度によって異なってきます。そのため選ぶ際には、医師や弾性ストッキングコンダクターのアドバイスに従ってください。

履き続けることで、効果を発揮します

弾性ストッキングの装着は慣れるまでなかなか大変だと思います。毎日の装着が難しいと着用が続きません。履くのに時間がかかりすぎたり、うまく履けない場合にはご相談ください。

その他の注意するポイント

  • たるみやしわができないように、均一に履いていきます。
  • 折り返して装着すると局部的に強い圧がかかり、痛みを引き起こしたり、血流障害を悪化させる可能性があります。
  • ストッキングですのでなにかに引っかかると伝線するなど生地が損なわれ、圧迫圧を得られなくなります。手の肌荒れ、尖った爪やささくれ、鋭利なものに気を付けてください。
  • はさみで切る、伝線した部分を縫うなど、加工や修理を行うと適切な圧迫圧が得られなくなります。

新しいものに取り替えるタイミング

医療用弾性ストッキングは、装着と洗濯を繰り返すことで徐々に圧迫圧は落ちていきます。圧迫圧が弱まれば効果がなくなりますので、2枚を1日おきに装着した場合、新しいものに取り替える目安は半年とお考えください。
また、伝線などで破損した場合にも効果はなくなりますので、その際には速やかに新しいものに取り替えましょう。そしてハサミで切るなどした場合も効果のある圧迫圧を得られなくなりますので、ご注意ください。

弾圧ストッキングの装着手順

ストッキングに手を入れて「かかと」部分を内側からつまみ、そのままストッキングをひっくり返します。
かかとを下側にして、両手の親指で左右に押し広げ、そのまま足先から一気にかかとまで挿入して、かかとの位置を合わせます。
裏返ったストッキングの端を持って、足首からふくらはぎ、膝と少しずつたくし上げながら履いていきます。

※普通のストッキングのようにかかとのところでたわませながら履こうとすると、弾性ストッキングは生地の伸びが悪いため履きにくくなります。裏返して少しずつたくし上げながら履きましょう。

ストッキングの履き方

着脱時のポイント

弾性ストッキングの脱ぎ方には、ちょっとしたコツがあります。急いでずり下げたくなる気持ちは分かりますが、これは肌トラブルの元です。
特に肌が乾燥している方、足がむくんでいる方は要注意です。強引に脱ぐと摩擦で肌を傷めたり、圧迫による内出血を起こしたりすることがあります。
正しい方法は「裏返し脱ぎ」です。ストッキングの上部を少しずつ外側に折り返しながら、ゆっくりと脱ぐようにしましょう。
ゴム手袋や着脱補助具があると格段に楽になります。滑りにくくなり、力も均等にかけられるため、肌への負担が大幅に軽減されます。最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば1分もかからない作業です。この小さな工夫が、毎日の快適な着用につながります。

弾性ストッキングの費用

仕様によって異なりますが目安としては以下の通りです。

弾性ストッキング 4,000円〜6,000円(税込)

違和感があったら使用を中止しましょう

弾性ストッキング装着中にしびれや痛みを感じたら、圧迫によって血行障害が発生していたり、それが悪化している可能性がありますので、速やかに使用を中止してください。
また、皮膚が弱い方は弾性ストッキングでかぶれることがあります。こうした症状が出た場合にはすぐに使用を中止し、医師に相談してください。