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2022.08.16

深部静脈血栓症後の後遺症

こんにちは!

梅田血管外科クリニック🏥看護師の井上です

少し前になりますが、6月10〜12日まで、大阪ナレッジキャピタルで行われたJET(動脈や静脈などの循環器系の疾患に関する学会)に参加してきました。

静脈疾患の一つ、深部静脈血栓症(一般的にはエコノミー症候群といわれる病気)についての講義を聞いてきました。

飛行機に長時間乗っていたり、最近では地震などの自然災害で避難中に車内で座った姿勢で寝てしまうと、足が浮腫むこと、体動が少なくなる事により下肢に血栓ができやすいので気をつけるようにいわれているので、ご存知の方も多いと思います。 

あまり、知られていないのがこの病気には血栓後後遺症がある事です。血栓の治療は終わったのに足が浮腫む、血栓がないから原因不明と言われた、軟膏を塗っていてもなかなか治らない潰瘍がある…などで、当院に診察に来られる患者様も少なくありません。


この、後遺症は深部静脈血栓症になった方の20〜50%で発症するという事でしたが、なかなか後遺症と診断されず困っておられるかたもいます。

上記のような症状でお困りの方は、一度受診をお勧めします。必ず、対処法は見つかります‼︎

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梅田血管外科クリニック🏥

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