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足の病気

足のむくみやこむら返りは下肢静脈瘤のサインかも?!症状と治療法について

2018.07.30
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医療法人見宜堂 梅田血管外科クリニック -大阪市北区 梅田駅 徒歩6分- 医師 古林 圭一

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梅田血管外科クリニック

【経歴】
日本脈管学会脈管専門医
日本循環器学会専門医
日本外科学会専門医
腹部大動脈瘤ステントグラフト指導医
胸部大動脈瘤ステントグラフト実施医
血管内レーザー焼灼術実施医・指導医

下肢静脈瘤の初期症状

 

下肢静脈瘤にかかっている場合、以下のような初期症状が現れます。

むくみ

特に夕方になるとむくみを感じる方が増えます。むくみかどうかを簡易的に確認するには以下の動作を試してみてください。

1,すねを親指で5秒程度強く押します

2,指を離します

3,少しずつへこみが戻っていくはずですが、それに5秒以上かかるようならむくんでいます

ただし、むくみ=下肢静脈瘤という訳ではありませんから、一つの目安と考えてください。

こむら返り

睡眠中、深夜または明け方近くになって足がつるのも下肢静脈瘤に見られる初期症状です。(ただし、運動不足、栄養の偏りなどでも起こります)

足の血管が目立つようになった

「クモの巣状下肢静脈瘤」や「網目状静脈瘤」は細い血管が目立つ、浮き上がるという状態になり、比較的軽症です。一方、より太い血管が立体的にボコボコと浮き上がる「伏在静脈瘤」は、上記の2種類よりも外観上目立つことから精神的負荷を大きく感じる方が多くなります。

足のだるさ

下肢静脈瘤は、静脈の流れが停滞することによるものです。そのため老廃物が多い血液が足に滞留し、足がだるく感じられます。体感としてはむくみと同様に夕方以降がより強くなるでしょう。

 

 

下肢静脈瘤の主な原因について

そもそも静脈とは、心臓から全身に送られた血液が再び心臓に戻るための血管です。その血管には逆流を防ぐための弁がありますが、何らかの理由でそれが上手く働かなくなると物理的に心臓より下にある下半身に血液が滞留しやすくなります。すると、静脈に本来より多い量の血液がある状態が続き、血管壁を押し広げて下肢静脈瘤に至ります。下肢静脈瘤の原因はいくつか挙げられています。以下ではそれをまとめます。

遺伝的原因

下肢静脈瘤は遺伝的要因が強く、両親とも下肢静脈瘤の場合は90%、どちらかの親がかかっている場合は45%の割合で遺伝すると言われています。

妊娠、出産

妊娠、出産も大きな要因です。妊娠中にはホルモンのバランスが崩れ血液が滞留しやすくなることに寄ります。また妊娠後期にはお腹が大きくなることで下肢の静脈が圧迫されることもその要素です。 他の原因の場合は自然治癒することは無い下肢静脈瘤ですが、妊娠、出産による場合は出産後3カ月程度で解消されることが大半です。ただしこれが残った場合、2度目、3度目の出産でより悪化する可能性があります。

立ち仕事

長時間立ったままの状態を強いられる仕事をしている人にも多く見られます。下肢静脈瘤全体としては女性に多い病気ですが(40歳以上の女性の11.3%、男性は3.8%が発症すると言われています)、男性患者の多くはこの環境的なものに寄ります。 これに該当する場合、弾性ストッキングというものを着用することで、治癒はできませんが進行を弱めることが可能です。

肥満、便秘

肥満していると妊娠時と同様に静脈の弁が圧迫されて下肢静脈瘤になりやすい状態が生まれます。便秘も下肢静脈瘤を促進すると言われています。

 

下肢静脈瘤の予防と改善

前述しましたが、下肢静脈瘤は基本的には自然治癒することはありません(妊娠、出産に起因する場合のみ産後に自然治癒することもあります)。ですから治療を行わず、それが発症しやすい状態を続ければ(立ち仕事、肥満、便秘など)多くの場合は次第に悪化していきます。 自然治癒はしないと書きましたが、予防や進行を止める方法はいくつかあります。 立ち仕事が続く環境にある人はふくらはぎを使う運動をする。 ふくらはぎ使う運動、例えばつま先立ちなどをすると筋肉がポンプのような役目を果たし、静脈に血液が滞留することを緩和してくれます。立っている時間が長く、なかなか座ったり移動したりすることは難しい、という業種でも、かかとを浮かす程度の運動なら可能ではないでしょうか。

  • 弾性ストッキングを使用する

下肢の血行を改善する目的で作られた弾性ストッキングというものがありますから、これを利用しましょう。これは足に圧をかける効果を持っています。特に足先に強い圧がかかり、身体側に向かうほどそれが弱くなるように作られていますから、自然と足先からひざへ、ひざから太ももへと血流を促してくれます。価格的にも数千円程度で、むくみにも効果がありますから、足のだるさに悩んでいる人、外観をこれ以上悪化させたくない人は使用してみることをお勧めします。 下肢静脈瘤は進行すると皮膚に潰瘍ができやすくなったり、シミのような色素沈着が顕著になったりします。下肢静脈瘤が自然治癒はしないと記述しましたが、きちんとした治療を受ければ完治できるケースも多くありますから、気になる人は「血管外科」を有する医療機関の診断を受けましょう。血管外科はその名の通り血管に起こるトラブルに対応することに特化していますから、適切な検査・診断・治療を提供してくれるでしょう。

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